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A高精細化対応有機ELディスプレイは今後、自然な画像を映すために解像度向上が進み、より高精細化するものとみられる。
出光興産が採用している方式は単純マトリクス駆動なので、構造は単純である。
このため、いかに高精細化に適した材料を使うかが重要になる。
また、量産という観点でいえば、いかに大画面の有機ELディスプレイを連続的に生産することができるかがポイントとなる。
このほかさらに、有機膜形成およびパターニングという量産技術の確立や、専用ドライバICの改良も急がれる。
ソニーとシャープは共同で、PAIC(PlasmaAddressedLiquidCrystal:プラズマアドレス液晶)ディスプレイを開発している。
これは、プラズマを利用して駆動するLCDである。
長く開発を続けていたソニーが、LCDトップメーカーのシャープと96年秋に共同開発することを発表した。
同年のエレクトロニクスショーでは、25インチのPAICが出展された。
PAICに対しては、LCDを使うので、視野角の問題がある、LCD駆動回路とPDP駆動回路が必要等の難点が指摘される一方で、開発期間が短い割に完成度が高く、高画質という意見もきかれる。
なお、ソニーは現在、厚木で25インチのPAICを手がけている。
最大の問題は、50ミクロンという非常に薄いガラス基板をいかに搬送し、真空にするかだといわれる。
一方、PDPで最も形成が難しいといわれるリブ(隔壁)については、現状のPDPの3倍のピッチでよく、形成は簡単である。
次のサイズとしては、40インチ級がターゲットとされる。
シャープは、大型ディスプレイについては、PAICとLCDの両方で開発を行っている。
大まかには、低価格で供給すべき商品は、印刷技術を核として量産することができるPAIC、高画質が要求される製品にはLCDという考えだが、まだ確立したものではない。
特に、同社は、貼合せ型の40インチTFTを96年に開発したが、1枚のみの40インチ級LCDの開発には、もうしばらく時間がかかるものとみられる。
いずれにしても、評価が定まるのは、本格的な量産が始まってからになるだろう。
LED(発光ダイオード)とは、R、G、BのLED素子を規則的に並べて、モザイク状に文字や画像を表示するディスプレイである。
LED素子は、輝度は低いが、ランプ自体が切れるということはあまりない。
そのため、寿命が長く、一度設置したら、メインテナンスもほとんど不要という特徴がある。
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